ホルモンの影響による男女の違い 最終話
女性には生理周期があり、その周期によってホルモンの量が増減
します。ホルモン量が不安定であるということは、気分や脳の
働きにも影響します。生理前になると気分や食欲、味覚や嗅覚、触覚、
聴覚などの五感も変化します。女性の中には月経前症候群がとても
重い方もいて、生理前と後ではまるで別人格のようになってしまう
こともあるのです。一方男性にはこうした体の働きやホルモンに
周期はありません。気分のムラはありますが、それらはすべて
外的要因によるもの(食べ物などにも影響を受けます)なのです。
一流のレストランのシェフに男性が多いのも、ホルモン周期がない
ために味覚が一定で、お店で毎回正確に同じ味を再現することが
できるためです。女性にはホルモン周期があるため、
気分が常に一定ではありません。生理前にイライラしているときは、
彼に対して理不尽なことで怒ってしまったり不機嫌な態度になって
しまいそうだな、と感じたときは一人で静かに過ごす時間を持って
みましょう。ひとつのことしか見えなくなる男性、過去をいつまで
もひっぱりだす女性。
狩猟時代から続く男女の遺伝子情報の影響の他にも、男女の脳の
構造自体にも性差があることが確認されています。一般的に言われる
男性脳と女性脳の異なる特徴としては、男性は空間認識に優れ、
物事を論理的に思考したり分析したりすることに優れると言われます。
一方女性は、言語能力が高く、周囲との協調を図りながら円滑な
コミュニケーションを築くことがうまいと言われています。
これは、女性の脳は左脳と右脳を連絡させる経路である脳梁が男性の
50倍も太いためです。女性は脳の左半球
(言語、計算などの処理を司る)と右半球(感情、直感、感覚)
を連絡する情報が男性に比べて圧倒的に多い
ので、右脳で生まれる感覚的なものや感情を、左脳が司る言語として
アウトプットすることが上手なのです。そのため、女性はケンカを
すると、「4年前の◯◯のときもそうだったけど」などと、
いつまでも過去の記憶をとっさにひっぱり出してきてしまうのです。
ケンカのたびに過去の出来事をひっぱり出されることは、
男性にとってはとてもストレスになるのです。男性側からすると、
「今回のケンカには無関係な過去の出来事をいつまで
いつまで言っているんだ、毎回昔のことを言われるなんてウンザリだ」と
なります。一方男性は、脳梁が女性に比べると50分の1の太さしかありま
せん。そのため、右脳と左脳の情報が入ったり来たりしない分、男性の
集中力は女性の50倍、ということになります。女性が失恋をした
直後や、ケンカをしていると仕事中もモヤモヤしてしまうのに対して、
男性はどんな状況にいても、仕事中は仕事のことしか頭にありません。
男性の脳が仕事モードに入っているときに、女性のことが目に入ってい
ないない様子を見て不安に思ってしまうことがあるのも、
このためなのです。そのため、「仕事と私、どっちが大事なの?」
と女性がよく口にする言葉は、男性にとっては理解できないと同時に
とても負担になってしまうのです。男性は、何かに集中しているとき
はその対象で頭がいっぱいになっているということをきちんと理解し、
彼が仕事モードに入っているときは彼の集中状態を邪魔しないよう
に気をつけましょう。
いかがでしたでしょうか。
男性と女性の考え方の違い、行動パターンの違いは、多くのみなさんが
常々感じていることだと思います。男性と女性のつがいは、
お互いにない部分を補完し合うためにこんなにも違いがあるのです。
ですが考え方の違いがときにお互いの気持ちにすれ違いを生んでし
まうことがあるのも事実です。違いを否定するのではなく理解を
深めることによって、尊敬や信頼に基づいたパートナーシップを
築いくことができるのです。
「姫路市の探偵社」
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